山形県 蔵王の樹氷 蔵王ロープウェイ

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ひろくん
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皆さま、こんにちは、ひろくんです。

ひろくん
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今回は2024年2月に訪れました山形県の蔵王の樹氷を紹介していきたいと思います。

冬の風物詩の樹氷ですが、どこでも見られるわけではなく、日本国内では6つの場所で見られます。海外ではドイツのシュヴァルツヴァルトでしか見られません。

山形と宮城をまたぐ「蔵王」

青森県「八甲田山」

秋田県「森吉山」

北海道「旭岳」

長野県「志賀高原」「菅原高原」

三重県「御在所岳」

中でも「蔵王」、「八甲田山」「森吉山」は「日本三大樹氷」と呼ばれ、ダイナミックな樹氷を見ることができます。

場所

東北地方の中央を走る奥羽山脈、宮城県と山形県の県境にあります蔵王連峰が場所になります。蔵王温泉も有名な場所です。

近くの有料駐車場はスキー客などで満車になっている可能性があります。

車で行く方は止める場所を探さないといけないかもしれません。

樹氷のでき方

樹氷ができるためには、まず7つの条件がそろう必要があります。

樹氷ができる7つの条件
  1. 適切な降雪量がある
  2. 西に高気圧・東に低気圧の気圧配置をとる
  3. 多量の湿気(過冷却水滴)が発生する
  4. 気温が0℃以下で時おり氷点下10℃の吹雪が吹く
  5. 過冷却水滴が浮遊できる西風が吹く
  6. 常緑針葉樹が生えている
  7. 標高1600m〜2400m相当の亜高山地帯の山で西傾斜

過冷却水滴は、水が氷点下に冷却され、結晶にならずに液体のまま保持されている状態です。

この7つの条件を満たした環境で3つのステップを踏むと樹氷ができます。このため樹氷は1月に成長し2月にピークを迎えます。

樹氷形成の3つのステップ
  1. 【着氷】過冷却水滴が樹木や樹氷にぶつかり凍りつきます。
  2. 【着雪】吹雪などの影響で着氷の隙間に多くの雪片が取り込まれます。
  3. 【氷結】取り込まれた雪がくっつき固まって風上に向かい成長します。

青森や山形、宮城にはオオシラビソ(アオモリトドマツ)という常緑針葉樹がありダイナミックな樹氷が見られます。

蔵王ロープウェイ

山形県の樹氷原へは蔵王温泉にある蔵王ロープウェイの「蔵王山麓駅」から約7分ほどで「樹氷高原駅」に行き、ロープウェイを乗り換え、約10分ほどで「地蔵山頂駅」へ行きます。

紙のチケットをスタッフに見せると切ってくれます。今は少なくなった駅員さんの改札鋏を思い出しました。

蔵王山麓駅 標高855m
乗り換えの樹氷高原駅 標高1331m
樹氷原のある地蔵山頂駅 標高1661m
運行時間

通常:8:30〜17:00(樹氷高原駅まで)、8:45〜16:45(地蔵山頂駅まで)

(蔵王山頂駅行き往復の上り最終は、蔵王山麓駅発16:00)

ライトアップ開催日:17:00〜21:00 (蔵王山麓駅上り最終は19:50)

※運行時間は変更する場合がございます。最新の情報をご確認ください。

ロープウェイ運賃

樹氷高原駅まで:【片道】大人1000円、子供500円 【往復】大人2000円、子供1000円

地蔵山頂駅まで:【片道】大人2000円、子供1000円 【往復】大人3800円、子供1900円

※料金は2024年2月時点のものです。変動する可能性がありますので、最新の情報をご確認ください。

スキー客も乗りますのでロープウェイに乗るまでかなり待ちますし、ぎゅうぎゅう詰めです。(笑)

「蔵王山麓駅」にあるホワイトボードで「地蔵山頂駅」などの天候や視界の状態を伝えています。参考にしてみて下さい。

気象状況などをお伝えするボード 
参考にしてみてください。
ひろくん
ひろくん

麓と頂上では天候が違っていることが多いです。ロープウェイの運賃は高額なので気象状況は必ず確認したほうが良いと思います。

天候や樹氷の状態によっては運休している場合もあります。

樹氷原

地蔵山頂駅を降りて、左側に樹氷原コース、右側に蔵王地蔵尊があります。

左に行くと樹氷原コース、右に行くと蔵王地蔵尊

ガイドさんはなく自分たちで樹氷原を自由に散策して写真を撮ります。立ち入り禁止のところにはロープが張ってます。

樹氷、アイスモンスター
樹氷の間で写真撮影
樹氷、アイスモンスター

樹氷原コースは、下の方へ降りていくことも可能です。スキーの方たちは滑って行ってました。

地蔵尊は上の方だけ雪から出ています。本当は、高さが236cmあり、かなり大きな地蔵尊です。

蔵王地蔵尊と賽銭箱
大きな地蔵尊の頭の方だけ雪から出てます。

祈願するとあらゆる願いがかなう殊に不慮の災難を逃れるといわれており「災難よけ地蔵」と呼ばれています。

「レストラン山頂」もあります。かなり混んでますが、時間の許す方は行ってみて下さい。

レストラン山頂、この中からも樹氷が見られます。

まとめ

  • 世界的にも貴重な樹氷を見に「日本三大樹氷」で有名な山形県蔵王温泉に行ってきました。
  • 樹氷原は広く、天候が穏やかであれば長時間楽しめます。
  • ロープウェイ往復の運賃は大人3800円と子供1900円で安いものではないですが、樹氷を見に行くのに支払う価値はあります。
  • ライトアップをする日は限られますので、ライトアップを見たい方は必ずホームページなどで日程を確認してください。
  • 今回はライトアップを見ずに下山しましたが、次回は夕方から山頂へ行き樹氷原のライトアップを見たいと思います。
  • 樹氷ライトアップのシーズンは暖房付きの特殊車両・新型雪上車「ナイトクルーザー号」で樹氷見学ツアーもあります。今度はこちらも予約して乗ってみたいと思います。
ひろくん
ひろくん

蔵王温泉で冷えた体を癒すこともできますよ。

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