宮城県 青根温泉 湯元不忘閣

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ひろくん
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皆さま、こんにちは、ひろくんです。

ひろくん
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今回は2月初旬に訪れました宮城県は青根温泉 湯元不忘閣(読み方:あおねおんせん ゆもとふぼうかく)を紹介します。旅行の参考にしていただければ幸いです。

青根温泉 湯元不忘閣
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仙台駅から下道を、車で走ること約1時間程で到着しました。都心から離れて行く方向なので、休日でも渋滞はありませんでした。

湯元不忘閣の外観

入り口の門構え 風情があります
正面玄関
駐車場の脇で伊達政宗公像がお出迎え

湯元不忘閣は460年以上の歴史がある青根温泉を代表する宿です。あの伊達政宗公も宿泊され、歴代の伊達家のお殿様が湯治に来られた際に利用されています。

旅館の外観は、新旧が織り混ざった佇まいです。駐車場の脇に小さな伊達政宗公像があります。

ひろくん
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2024年2月は暖冬で、湯元不忘閣を訪れた時は雪は道路の脇にあるだけでした。

旅館の方も「2月にこんなに雪がないのは珍しい。」と、おっしゃってました。

到着するとロビーで、案内図を使って丁寧に説明していただきました。

客室

この長い階段を登った先に客室があります。
いわゆる旅館という雰囲気の客室
お着き菓子は銘菓の山ぶどう

客室はいわゆる旅館という感じです。

アメニティーは、浴衣、フェイスタオル(ロゴ入り)、バスタオル、足袋ソックス、歯ブラシです。

長い階段を登らないとつかない客室もあります。宿泊したときは一番上の客室でした。

足の弱い方は辛いと思います。宿泊される際には湯元不忘閣に問い合わせてみてください。

晴れていて外を見ると仙台市が見えます。

食事

以前は客室として使われていた個室へ案内されます。

ふすまで仕切られているだけなので隣の話し声は聞こえます。

個室で食事です。

食事をする個室は2階にあります。

1階にある休憩室では地酒やコーヒがセルフで飲めます。

地酒はすぐに無くなるのでお早めにお召し上がり下さい。

夕食

夕食は月毎に季節にそったものがでます。
2月のお品書きです。
2月は節分「鬼に金棒」です。
右の胡桃(くるみ)豆腐は岩手県奥州市江刺地方特有の郷土料理です。
左は鰊(にしん)おろし和えです。
伊達椀
伊達椀は、伊達の家紋が入っている椀のことでした。宮城のお吸い物を伊達椀と言うのではないようです。
近くにある川音亭(かわどてい)の手打ち十割蕎麦です。

夕食は月毎に季節を感じられる料理が提供されます。訪れた時は2月だったので、節分でした。人参が鬼の形だったり、さつまいもで鬼の金棒を表現していました。

チェックインの時から対応していただいた旅館の方が話しやすく、夕食時の料理の説明や質問したことに丁寧に答えていただき大満足でした。

夕食の蕎麦は青根温泉近くにある川音亭(かわどてい)の手打ち十割蕎麦も楽しめます。

その他の料理も美味しく、お米は宮城県のブランド米である「ひとめぼれ」でした。

朝食 8:00〜

夕食と同じ個室でいただきます。和食の朝ごはんです。

朝食は和食です。

青根御殿見学 朝8:50〜 ロビー集合

宿泊客で希望者は、女将さんの案内で伊達家のお殿様が宿泊された青根御殿に行けます。

昼の青根御殿
夜の青根御殿
お殿様が過ごした部屋 
この部屋から仙台市が見えます。

ひろくん
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青根御殿は暖房がなく、冬はかなり寒いので外に出かける服装の方が安心です。

ひろくん
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御殿は老朽化で建て替えをされていますが、作りは当時のままです。

行ってみると伊達政宗公と一緒に泊まった感覚になれるかも!?笑

「行くぜ、東北。」のCMでも使われています。

「行くぜ、東北。」宮城の蔵王編

現在は宿泊できませんが、有名な文人たちも宿泊されていたようです。

作家の山本周五郎さんの「樅(もみ)ノ木は残った」の一部をここに宿泊しながら執筆された話が聞けます。青根御殿から見える樅の木を見ていたようです。気になる方はチェックしてみて下さい。

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6つの温泉 そのうち貸切は3つ

客室にあるお風呂は現在は使用できません。

御殿湯 大 男性専用 朝8:00〜夜8:00、女性専用 夜8:00〜朝8:00

シャワーやカランがあるのは御殿湯のみ

伊達政宗公入湯
横に洗い場があります。温泉が多いので混雑することはあまりないように思います。
曇ってますが、窓の外に見える伊達政宗公の入湯当時の石垣です。

御殿湯 小 女性専用 朝8:00〜夜8:00、男性専用 夜8:00〜朝8:00

御殿湯・小のシャワーとカランは、ひとつしかありません。

御殿湯の大に比べて小さな浴槽 洗う所も一つしかありません。
温泉成分表
源泉100% かけ流し

歴代の伊達藩主が湯治に訪れた御殿湯大・小です。お殿様が泊まった当時のものは窓の外にある石垣のみです。

ひろくん
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石垣だけでも当時のものが残っているのは、すごいですね。

大湯 女性専用 朝8:00〜夜8:00、男性専用 夜8:00〜朝8:00

昔は共同浴場で地域の方たちが利用していました。江戸時代から変わらない石組みの浴槽です。

暖簾をくぐって階段を降りていきます。
江戸時代から変わらない石組みの浴槽です。
左のすのこの下にもう一つの浴槽があるようです。

上の建物は老朽化で建て替えしてます。

間にある仕切り板は男女を分けていた名残ではなく、冬場は仕切らないと湯がぬるくなってしまうからだそうです。

昔は、男湯と女湯で2つ浴槽があったのですが、今はその一つの上にすのこが敷かれています。

次からは貸切温泉の紹介です。玄関にあるそれぞれの湯の木札を使用します。

亥之輔の湯は木札ありません。(すみません木札の写真を撮り忘れました。)

蔵湯 チェックイン〜朝8:00までしか入浴できません。

6つの温泉の中で唯一入浴時間に制限がある湯です。(時間交代は除きます。)

蔵湯の入り口です。手前に木札を置く場所があります。入り口にある鍵をかけていきます。
明治に建てられた3つの蔵の内、1番奥が温泉になっています。手前の2つは現在も使われているようです。
蔵一つ分でかなり広いですが、4人までの利用になってます。

人気で、なかなか木札が戻ってこないです。

絶対入りたかったので、ロビーで木札が戻ってくるのを待ちました。

新湯 一度完全に外に出ます。

2024年は貸切温泉になってました。

右側がロビーのある棟、左側が新湯、奥に駐車場が見えます。履き物を変えます。
出る時と入る時に履き物を変えて通路を進んでいきます。
新湯 江戸時代から変わらない石作りの浴槽です。

檜の香りがすごく良い。

亥之輔の湯 半露天の温泉

外にあるので温泉の温度は一番熱いです。冬はちょうどいいぐらいです。浴槽の脇で浴衣を脱いで入ります。

廊下からの入り口にある鍵
進んだ先の入り口 かがまないと通れません。右側に脱衣所があります。
大人2人がやっと脚を伸ばせるくらいの小さな浴槽です。

日本秘湯を守る会

日本秘湯を守る会所属の提灯
スタンプ帳に印を押してくれます。

湯元不忘閣は、日本秘湯を守る会に所属しています。

受付で言うとスタンプがいただけます。3年間で10個集めると宿泊した宿のどれでも一つが無料で宿泊できます。スタンプ帳がない人も受付で言えば新規にもらえます。

注意!

旅行サイトなどからの予約は不可です。公式ホームページもしくは電話での予約に限ります。

まとめ

  • 宮城県柴田郡川崎町青根温泉にあります湯元不忘閣を訪れました。
  • 仙台駅から車で、下道でも約1時間ほどで着きます。
  • 伊達政宗公も湯治に訪れた場所で歴史を感じながら色々な温泉を楽しむことができます。
  • 季節に沿った料理はどれも美味しく楽しむことができます。
  • 青根御殿の見学では当時の貴重な品々も拝見でき歴史を感じることができます。
  • 休憩室では地酒やコーヒーをセルフで飲むことができます。

ひろくん
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日帰り入浴はされていないということでしたので、宮城県を訪れる際は、ぜひ宿泊してみてはいかがでしょうか。

青根温泉 湯元不忘閣
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